こんにちは。
花のない花屋、
花工房 心～ＳＨＩＮ～のＴＯＭＯです。
画像を見ても「何の花？」
なんて方が多いと思いますが
今日は画像の花 「フジバカマ」 のお話。
その前に、
皆さんは春の七草ってご存知ですか？
「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・
ホトケノザ・スズナ・スズシロ」
ナズナはぺんぺん草で
スズナはカブの事
で、スズシロは大根の事なんですね。
春の七草は七草粥にして食べることで
無病息災を願います。
まぁ、食べた事ないんですけどね・・・
話を戻してフジバカマ。
これは「秋の七草」って言われてる花なんです。
「萩・尾花（おばな）・葛(くず)・撫子(なでしこ)・
女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま)・桔梗(ききょう)」
ちなみに、尾花っていうのはススキの事。
春の七草は、食べて無病息災を願うのに対し、
秋の七草は、眺めて楽しむ草花なんですね。
しかーし！！
画像の花 「フジバカマ」っていうのは
水が揚がりにくいっていう弱点があるんです。
そこで！（やっと本題）
今日はフジバカマの水揚げの方法をレクチャー、レクチャー！
市場で買ってきた花に
しっかりと水を飲ませてあげる「水揚げ」という作業。
花屋にとってはものすごく重要な仕事です。
花によってそれぞれ、違う水揚げ方法があり
これがしっかり出来ている花屋さんは
いい花屋さんと言えるでしょう。
水の中で切ったり、
切り口を煮たり、
塩を揉みこむように叩いたり
鷹の爪を切り口に挟んで
お酒に浸けたり・・・
まぁ色々な方法があるんですよ。
では画像の花 「フジバカマ」は
どんな方法で水を揚げるかというと、
「焼く」という水揚げをするんです。
こうやって炭にしちゃって、
水に浸けてあげると
ピンッとしてくれます。
なぜかって？
それはね・・
僕にも分かりまてん。。。
てへぺろ♪
ただ、実際これがフジバカマには
一番いい方法だと思います。
お試しあれ～
と言ってもそんな場面、
まず無いと思いますので
こうやって花屋さんは仕事するんだぞ
って話という事で悪しからず。
それでは、
おしまい。
